市民とともに歩むコミュニティFM局
一般財団法人FM八女

企業情報

事業者名 一般財団法人FM八女
住所 福岡県八女市黒木町今1314−1
業種 その他
事業内容 防災・行政情報や商業活動・市民活動等の地域活性化に繋がる情報の発信、放送コンテンツの企画・制作等の放送事業および観光振興事業

福岡県の南東部、熊本県と大分県の県境に位置する八女市は、県内では北九州市に次いで2番目に大きな面積を有しています。隣接する町村との合併により2010年、新生「八女市」が誕生しました。

FM八女は、その翌年に開設され、今年で開局12年目を迎えるコミュニティFM放送局。八女市民に向けて地域に密着した情報発信を行っています。

「コミュニティFM放送局の一番の使命は防災情報の伝達です」と語るのは、FM八女で放送局長を務める高木祥平さん。八女市に合併された星野村出身の高木さんは、「八女市の中心部と星野村では全く雰囲気が違う」と八女市の多面性を表現します。

「中心部の風情ある街並みとは対照的に、星野村は山ばかり。コンビニなんてありません。中心部から星野村に到着するまでの時間で、福岡の繁華街・天神まで行けてしまう。八女市はそのぐらい広いんです」

市民が安心・安全に暮らすためには、この広大なエリア全域に情報を伝達し、共有する手段が必要不可欠でした。そのミッションを担うべく開局されたのがFM八女なのです。

緊急時の情報発信はもちろんですが、普段は生活情報、行政情報、観光イベント情報など市民に有益な情報を発信しています。地域住民と一緒に番組を作り上げている様子が印象的です。

「人が好きな方に来てほしい」と高木さん。FM八女を媒介に、市民が一体となる“まちづくり”を体感してください。

今回体験できる内容

日本には340局近いコミュニティFM局がありますが、少人数のスタッフで様々な業務を兼務しながら運営されている場合がほとんどです。FM八女でも、パーソナリティとして番組を進行しながら、ミキサーなどの機械操作を同時に行う“ワンマンスタイル”が当たり前の光景だと言います。

番組制作も地域の方々を巻き込みながらの“ワンマンスタイル”。「自ら企画して取材、編集、発信する」コミュニティFMならではの番組制作を間近で体感しましょう。ローカル放送ならではの手作り感を味わえるはずです。

番組で取り上げる内容は、国際的な自転車レースからマルシェや音楽フェスティバルなどのイベント、地域のサークルやグルメ情報などバラエティに富んでおり、多彩な市民がゲストとして登場します。

インターネット放送も実施しているので、その様子を聞いてみてください。過去には韓国のリスナーがラジオを聞いて八女市に来てくれたこともあるそうですよ。

さらに、番組を通じて“まちづくり”に貢献できるのもFM八女の魅力です。公開生放送に参加すると八女市の地域通貨である「ロマン」を進呈するなど、行政と連携したまちぐるみの企画も実施しています。

ぜひFM八女で、コミュニティFMの可能性を探り、情報を発信する楽しさを体験してください。

しごと・くらしの特徴

「放送局での仕事経験があるスタッフはほとんどいないですね。パーソナリティも、市役所を退職された方、写真屋さんの店主、音楽好きな方などその多くを市民の方々が務めています」

高木さんは、そんなFM八女を開局から支えてきた一人です。高校卒業後は、故郷を離れて仕事をしていた時期もありましたが、「ラジオ局にオープニングスタッフとして関われるなんて滅多にない」とUターン。パーソナリティ兼ディレクターとして活躍してきました。

「面白そう」という自分のワクワクする気持ちを信じて、全くの未経験であるラジオの世界に飛び込んだ高木さん。放送局長となった今でも「もっと取材や撮影で町に出ていきたい」とその仕事の魅力を語ります。

「地域コミュニティには、失敗に対しておおらかな雰囲気がある。マルかバツか、成功か失敗かという単純な図式で評価される世界ではないので、失敗を恐れずチャレンジする人に来てほしい」

だからこそ多様で独自性のあるコンテンツが生まれるのでしょう。

「自分の好きなこと、好きな曲を、思い切って発信してもらえたら」と高木さん。市民が主役のFM八女で、「自分の感じたことに自信を持って、思ったことをそのまま素直に表現してほしいです」

スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「FM八女」の仕事の説明
・放送局内の設備見学
3.仕事見学(スタジオ収録の様子等)
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(9:00~17:00)
1.仕事体験
・ラジオ番組の企画体験
・技術体験(ミキシング、編集等)
・取材体験(インタビューやレポート体験)
※参加者の意向や実際の仕事状況によって変更があります。

3日目(9:00~15:00)
1.仕事体験
・パーソナリティまたはディレクター体験
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。

補足事項

最少催行人数:1名
宿泊場所 :近隣宿泊施設
集合場所:一般財団法人FM八女

体験経費

参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり
食費:自己負担
交通費(自宅~集合場所):自己負担

ページトップ
へ戻る

ふくおかよかとこ移住相談センター

福岡窓口

〒810-0001 福岡市中央区天神1-4-2
エルガーラオフィス12階(福岡県若者就職支援センター内)
TEL・FAX:092-712-2325
営業時間:10:00~18:00(平日) 10:00~17:00(土日祝日)
※年末年始は休業

東京窓口

〒810-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1
東京交通会館8階(ふるさと回帰支援センター内)
TEL・FAX:03-6273-4048
営業時間:10:00~18:00
※月曜、祝日、盆、年末年始は休業

Copyright ©Fukuoka Prefecture All rights reserved.