
| 事業者名 | 株式会社中央計装 |
| 住所 | 北九州市小倉北区長浜町6番10号 |
| 業種 | 製造業 |
| 事業内容 | 電気工事施工、計装(自動制御)工事施工、電気/計装工事施工管理、計装(自動制御)保守点検、盤設計・盤製作、専用ソフトを使用したシステム立ち上げ |
北九州市は、都市の便利さと自然の近さをあわせ持つまちです。小倉から博多へは新幹線で約20分。少し足を延ばせば、平尾台など豊かな自然にも触れられます。
また、古くから日本の産業を支えてきた「ものづくりのまち」でもあり、現在もさまざまな産業が集まっています。
「そんな北九州で、建物や工場を支える仕事をしています」と話すのは、「株式会社中央計装」の林昌枝さん。
林さんが向き合っているのは、ビルや病院、工場にある空調やポンプなどの設備を、建物の状況に合わせて自動で動かす「計装・自動制御」という仕事です。
例えば、「室温が上がったら空調を動かす」「異常が起きたら警報を出す」といった条件を考え、センサーや制御機器、監視システムを組み合わせて形にします。
中央計装では、電気・計装工事、施工管理、制御盤の設計・製作、保守点検、監視・制御システムの立ち上げなどを行っています。
林さんが担当するのは、主に自動制御の設計です。図面や機器表、仕様書を確認し、「何を監視するのか」「どんな条件で設備を動かすのか」を整理して、計装図や制御の仕様に落とし込みます。
「例えば、窓が開いたら空調を停止する制御でも、『何分後に止めるのか』『窓を閉めたら再開するのか』など、決めることがあります」
CADで図面を描くだけでなく、不足している情報を探し、必要な条件を考え、分からないことは確認しながら形にしていく仕事です。
建物には、空調、衛生、電気、防災など多くの設備があります。計装では、それぞれの設備や工事会社とのつながりを確認しながら仕事を進めます。
図面と仕様書の内容が違ったり、現場で新しい条件が分かったりすることもあります。そんなときは、「何が分からないのか」「誰に確認するのか」を整理します。
設計した内容が施工され、最後に設備が想定通り動くか確認するところまでつながっているのも、この仕事の特徴です。
林さんの前職はIT業界で、入社時は電気設備の知識がありませんでした。仕事をしながら、図面の読み方や電気、空調、自動制御を一つずつ学んできました。
最初から専門知識を求めているわけではありません。ただ、分からないことをそのままにせず、自分で調べ、資料を読み、周囲へ確認しながら理解していくことは必要です。
「仕組みを考えることが好き」「なぜこう動くのか気になる」「複数の情報を整理して答えを考えることが好き」という人には、向いている仕事だと思います。

今回のくらしごと体験では、中央計装の仕事を知るとともに、日々の仕事をより進めやすくするための業務改善・標準化を体験できます。
事前に用意したテーマについて、「どこに手間がかかっているか」「どうすれば分かりやすく、進めやすくなるか」を整理し、実際の業務で使えるルールや仕組みを一緒に考えます。
限られた時間で完成させることよりも、課題を整理し、試しながら改善していく仕事の進め方を体験してもらいます。
今回の体験は、電気工事士の資格をお持ちの方など、電気の専門知識を活かしたいと思われている方にマッチしますが、モノづくり企業で働きたいと思われている未経験の方も歓迎です。
体験した方には、移住した際の転職先の一つとして、「株式会社中央計装」を検討してほしいと考えている林さん。採用に関して、どのような方が中央計装に合うのか。林さんはこう言います。
「自社の製品が最終的にどのように世の中に貢献しているのかを一緒に学んでいただいて。それで、面白いと思ってもらえる方は、当社と合うのかなと思いますね」

林さんご自身も転職者の一人です。北九州市の隣まち出身の林さんは、就職のため上京し、IT業界で経験を積んできました。IT業界から製造業である中央計装への転職を機に、Uターン移住を経験。
なぜIT業界から異業種である製造業への転職を決意したのか。林さんはこう話します。
「IT業界は目まぐるしく変化する業界なので、これまで行ってきた業務とはガラッと内容が変わることもあって。自分自身の中でスキルがあまり積み上がっている実感がありませんでした。次第に、地元にも帰りたいという思いも積もって。それで、北九州市で転職先を探して行く中で、製造業であれば、スキルを積み上げて活躍できると思ったんです」
製造業の中でも中央計装に入社を決めた理由について、林さんは続けて話します。
「少子高齢化が進んでいく中で、なるべく人手が掛からないようにする、省人化が今後重要だと思っています。あとは、IT業界での経験も活きると思えたことも大きいです。中央計装が行っている、ネットワークを使って遠隔で施設の監視をする際には、前職の知識が活かせると思いました」
電気設備に関する知識が一切なく、中央計装へ入社した林さん。お客様の要望を踏まえたベストな提案を心がけ、それが受け入れられた際にやりがいを感じると言います。
「お客さんからの要件や制御盤を設置する現場の状況を踏まえて、最善の提案ができた時は、仕事のおもしろさを感じます。もちろん提案するにあたって、最初は検討する時間が非常にかかりますが、最善の提案をすることで、結果的に、途中変更も少なくなりますから、お互いにスムーズに進められます」
お客様の目線に立って、何が最善なのかを考え、提案する。中央計装の業務に限らず、社会人にとって非常に重要なスキルです。ぜひ林さんのもとで、最善の提案を行う秘訣を吸収してください。そして、現職や未来の仕事に活かしましょう!
1日目(13:00~17:00)
1. ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2. 「株式会社中央計装」の仕事の説明
3. 社内見学
4. 仕事のお手伝い
・翌日の業務に関する説明
・その他、相互理解のためのコミュニケーション
※実際の仕事状況によって変更があります。
2日目(8:00~17:00)
1. 仕事のお手伝い
・業務改善・標準化の取り組み
・実際の業務を題材に、課題を整理し、より進めやすい方法を一緒に考える
2. 最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。
最少催行人数:1名
宿泊場所 :近隣宿泊施設
集合場所:株式会社中央計装|北九州市小倉北区長浜町6-10
参加費:無料
宿泊費:3,000円/泊まで補助あり
食費:自己負担
交通費(自宅~集合場所):自己負担