八女観光のオフィシャル拠点
茶のくに観光案内所

企業情報

事業者名 茶のくに観光案内所
住所 福岡県八女市本町2-129
業種 その他
事業内容 観光情報の提供、旅行商品の企画販売、八女市公式観光サイトの運営等

「八女がこんなに素敵なところだと思わなかった」
茶のくに観光案内所の所長を務める中村かおりさんが、お客様からよく言われる言葉です。

「福岡市内の方には、自然豊かでのどかな土地という認識はあると思うのですが、実際に訪れると白壁の街並みや工芸品などをはじめとする見どころの豊富さに県内の人でさえ驚かれます」

「市民が普通に生活している町なんですが、江戸時代の面影が残る町家がカフェになっていたり、そこで八女茶が味わえたり」と中村さん。町と自然、日常と非日常(観光)がナチュラルにブレンドされている風景が八女市の魅力なのかもしれません。

その魅力をより多くの方々に向けて発信していくことが茶のくに観光案内所のミッション。その業務は、お客様に観光情報をご提供するだけでなく、旅行商品の企画販売、公式サイト「八女観光」の運営、広報プロモーションなど多岐に渡ります。

「八女市を訪れた方に楽しんでもらうことで、地域はより潤います。そのやりがいを感じて働ける喜びは大きいですが、まだまだ力不足で行き届いていないと思うこともたくさんあるんです」

だからこそ「自分が知っている情報や見つけた情報を誰かに伝えたい」という人に来てほしいと中村さん。新たな視点から八女の魅力を引き出してくれる方をお待ちしています。

今回体験できる内容

茶のくに観光案内所の仕事は、①観光情報の提供、②旅行商品の企画販売運営、③そのための行政や地域事業者とのパイプ役、以上の3つに大きく分けられます。

まずは、観光案内所での仕事をお手伝いしながら、八女市の観光資源について学びましょう。その幅広さ、奥深さにきっと驚くはずです。そして、地元の方が気づかない八女市の魅力を見つけてください。

手仕事の町でもある八女市は、さまざまな伝統工芸品を生み出す匠が多いことでも知られています。職人たちへの取材を通じて、工芸品の魅力やそのこだわりを理解し、HPやSNSで発信したり、体験ツアーを企画するのも大切な仕事です。

体験ツアーには、国指定伝統的工芸品「八女福島仏壇」に欠かせない漆芸技法の“蒔絵”、5種類のお茶を飲み、香りや形状、味などから茶葉を当てる遊び“闘茶”、銅板や真鍮に美しい文様を浮かび上がらせる伝統技法“錺り金具”によるアクセサリー製作など、伝統工芸を楽しみながら学べるプログラムが満載です。

近年では外国人観光客も増え、インバウンド需要も高まっています。八女観光公式サイトは、英語版、中国語版も運営中。八女の魅力をグローバルな視点で世界に伝えるお手伝いもしてほしいです。

しごと・くらしの特徴

茶のくに観光案内所は、八女市のコミュニテイFM放送局「FM八女」の観光事業部が運営しています。FM八女は、2019年に観光庁よりDMO(観光地域づくり法人)の認定を受けました。

DMOは、地域の「稼ぐ力」を引き出しながら、地域への誇りと愛着を醸成する“観光地域づくり”の司令塔としての役割を期待されている法人です。

中村さんが働き始めたのも、FM八女が放送事業だけでなく観光事業にも力を入れ始めた時期。現在の上司であるFM八女の理事兼市役所の観光振興課長に英語力を買われてメンバーに加わりました。

「英語を使って八女で仕事ができることに感謝しています」と福岡市近郊からご主人の出身地である八女市に移住した中村さん。八女の伝統工芸やお茶は、外国人にも人気のコンテンツです。以前は、外国人向けのバスツアーも数多く企画していたそうです。

しかし、コロナ禍を境に観光客のニーズは大きく変化しました。観光地や観光事業者が一方的に発信する情報を元に観光するのではなく、個人の価値観や志向を反映した観光が好まれるようになったのです。

そうしたニーズを満たすためには、これまで見落とされてきた観光資源を掘り起こし、よりテーマ性の高い旅の提案が求められています。観光施設、飲食店、観光協会、旅行事業者など様々な事業者や行政との連携も必須です。

今回の体験では、“観光地域づくり”に関わる多くの関係者の「橋渡し的役割」の重要性もぜひ学んでほしいと思います。

スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「茶のくに観光案内所」の仕事の説明
3.仕事のお手伝い
・茶のくに観光案内所内での業務
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(9:00~17:00)
1.仕事体験
・旅行商品の企画
・地域の事業者との打ち合わせに同席
・取材体験(店舗や職人への取材)
・公式サイトの記事作成、校正
※参加者の意向や実際の仕事状況によって変更があります。

3日目(9:00~15:00)
1.仕事体験
・フォトライター体験
・SNS等での情報発信
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。

補足事項

最少催行人数:1名
宿泊場所 :近隣宿泊施設
集合場所:茶のくに観光案内所

体験経費

参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり
食費:自己負担
交通費(自宅~集合場所):自己負担

ページトップ
へ戻る

ふくおかよかとこ移住相談センター

福岡窓口

〒810-0001 福岡市中央区天神1-4-2
エルガーラオフィス12階(福岡県若者就職支援センター内)
TEL・FAX:092-712-2325
営業時間:10:00~18:00(平日) 10:00~17:00(土日祝日)
※年末年始は休業

東京窓口

〒810-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1
東京交通会館8階(ふるさと回帰支援センター内)
TEL・FAX:03-6273-4048
営業時間:10:00~18:00
※月曜、祝日、盆、年末年始は休業

Copyright ©Fukuoka Prefecture All rights reserved.