「帰っても何もないベッドタウン」から 「早く帰りたくなるベッドタウン」をつくる商店街活性化プロジェクト
株式会社ヨンダブルディー

企業情報

事業者名 株式会社ヨンダブルディー
住所 福岡県古賀市天神1‐8‐6
業種 その他
事業内容 JR古賀西口エリアの既存ストックを活用した場づくり事業

福岡都市圏の北東約15㎞に位置する古賀市。西は玄海灘に面し、通勤にもレジャーにも「ほどよい距離」のベットタウン。博多駅へは快速電車20分でアクセスでき、古賀市の周辺にはIKEAやイオンモールなど大型の商業施設も立地し、暮らしの利便性が高いことから注目を集めているまちです。

そんな古賀市の、JR古賀駅の西口エリアに広がる商店街を中心に、空き店舗を活用した場づくりをすすめているのが、株式会社ヨンダブルディー(以下、4WD)の橋口敏一さん。かつて音楽教室だった空き物件をリノベーションし、「まちの食交場『るるるる』」として今年5月にオープンさせました。

4WDは、商店街の再生事業を専門とする木藤亮太さんと130年以上続く酒屋の6代目店主の許山浩平さん、UターンしてWebメディア運営・動画制作をする会社を経営する松見達也さん、そして2年前に古賀市に移住し、商業施設の店舗設計やリノベーション設計を専門とする橋口さんの4人で立ち上げた会社です。

4人の 「Want = やりたいこと」と「「Different =他との違いをつくる」を組み合わせた4WD(ヨンダブルディー)が社名の由来。

「まちづくりって効率やスピード感を求められるけど、それだけではうまくいかないんですよね。僕たちはもっと泥臭くまちに関わりたい。じっくりじわじわ丁寧に進めていきながらしっかり結果をつくっていきたい」(橋口さん)。そんな想いを乗せて走り出しています。

4WDの拠点となるのが、「まちの食交場『るるるる』」。かつての音楽教室をリノベーションし、合計8つの音楽練習室を飲食店舗や教室・アトリエが入居できる空間に生まれ変わらせました。さらに、菓子製造許可と飲食営業許可・そうざい製造許可を取得したシェアキッチンも併設。おいしい食が集まる交流施設でもあり、スモールスタートで創業できるスタートアップ支援施設でもあります。

「出店者さんがお客様に語るストーリーから交流が始まり、昔からあるお店への回遊も生まれ、エリア全体が活性化されていく。そんな場にしていきたいと考えています。

もともと音楽教室でしたから、世代問わず『ここに通っていたよ』と声をかけてもらうことが多くて。『るるるる』には、まちの記憶を未来に繋げていく役割もあるんです」


橋口さんが今回、しごとくらし体験の参加者を受け入れようと考えたのには、理由があります。

「『るるるる』をより良くしていくために、常に客観的な感想や意見を施設運営に活かしていきたいことが理由の一つです。まずは何のフィルターも通さずに体験してもらった上で。もうひとつはこの『るるるる』のマネージャー候補となる人材を探しているというのも受け入れの理由です。いま古賀市に住んでいる人にこだわらず、UターンやⅠターン、古賀市を知らなかった方でも構いません。一緒に場づくりに取り組んでくださる方に出会えたら嬉しいですね」

今回体験できる内容

株式会社ヨンダブルディーでのしごとくらし体験は、「まちの食交場『るるるる』」の一角にある直営店での接客の仕事や施設全体の運営管理業務がメインとなります。直営店では、福岡で人気のパン屋さんから仕入れたパンと、「商店街の買い物と暮らしを楽しむ」をコンセプトに仕入れた生活雑貨と植物を販売しています。とはいえ、短期アルバイトをお願いしたいわけではありません。お客様や出店者さんとやりとりを楽しみながら、商店街ならではのコミュニケーションの醍醐味を体感してください。

「るるるる」 にはいつも美味しい香りが漂っています。特にシェアキッチンでは福岡でも人気の高いスパイスカレーのお店が定期的に利用していただいていて、すでに毎週足繫く通ってくるファンもいるとのこと。出店者さんのこだわりポイントをお客様にお伝えするには、まずはおいしい体験をすることが一番! ぜひご自身で味わってみてください。

橋口さんの「JR古賀駅西口エリアの馴染みの店」情報も聞いてみるのも楽しみの1つ。グルメサイトでは見つかりにくい“知られざる名店”に足を運ぶチャンスが得られるはずですよ。


また、機会があれば株式ヨンダブルディーのメンバーや、地域を盛り上げる多様な人との出会いも期待できるかもしれません。「まちの食交場」から「つながる」仕組みに飛び込んでみてください。

住んでる足元にみつけた幸せ 伝えていきたい「近所にある自分が楽しいこと」

今回のしごとくらし体験のもうひとつの醍醐味は、橋口さんとのコミュニケーションかもしれません。

鹿児島県出身の橋口さんは、進学のために福岡へ。大学で建築を学び、空間をつくる仕事がしたかったのだそう。商業施設の企画や空間デザインの会社に勤めてみたものの「ショッピングモールには愛を感じなかったんです。どこを切り取っても同じように感じてしまって。

悶々とした日々を送る中で、商店街の活性化事業に興味はないか?と代表の木藤に声をかけてもらって。実際にJR古賀駅の西口エリアに着いて確信しました。自分はショッピングモールではなく、店主の個性が集まる商店街の空間づくりに興味があると。そこからすぐに会社を辞めて木藤の胸にダイブしました。」

仲間とエリアの未来を描き、「自分がちゃんと関わっているまちがほしい」という想いを胸に、橋口さんは古賀に移住しました。
「古賀に住み始めてからは、福岡都心部に行くと人の多さがしんどいと感じるようになりました。疲れちゃうんですよね。。でも、古賀には自分のまわりに居心地の良い場所がたくさんあって。それって本当に幸せなこと。美味しいものにもいっぱい出会えますしね。昨日も5軒梯子しちゃって……(笑)。これまでのベッドタウンは『帰っても何もすることがない、お店がない』というイメージが先行していましたが、コロナ禍を経て『早く帰りたくなるベッドタウン』を社会は求めているのではないかと思っています」と楽しそうに語ってくれます。「暮らしのそばにいいお店があったら嬉しい!」と言い切る橋口さんからは、とめどなく言葉が溢れます。

「農村でも、観光地でも、都心の一等地でもない。人口5万人規模のベッドタウンの駅前商店街には、いい意味で都会的な人間関係とローカルならではのしがらみがバランスよく融合されています。深く付き合うこともできるし、柵から距離を置いて暮らすこともできます」

「それぞれのスピードで違いを楽しむ」のが株式会社ヨンダブルディーの仕事の流儀。橋口さんの言葉からは、古賀の街への愛着と、独自のペースで歩み始めた「るるるる」への意気込みが伝わってきました。

スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.「まちの食交場『るるるる』」の仕事の説明
3.仕事のお手伝い
・直営店の運営マニュアルの説明、施設説明
・シェアキッチン出店者さんとコミュニケーション
・シェアキッチンのホールの手伝い
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(9:00~17:00)
1.仕事のお手伝い
 ・直営店の営業業務、施設説明
 ・シェアキッチン出店者さんとコミュニケーション
 ・シェアキッチンのホールの手伝い

※実際の仕事状況によって変更があります。

3日目(9:00~15:00)
1.仕事のお手伝い
 ・直営店の営業業務、施設説明
 ・シェアキッチン出店者さんとコミュニケーション
 ・シェアキッチンのホールの手伝い

2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答
※実際の仕事状況によって変更があります。

補足事項

最少催行人数:1名
宿泊場所 :近隣宿泊施設
集合場所:「まちの食交場『るるるる』」

体験経費

参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり
食費:自己負担
交通費(自宅~集合場所):自己負担

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